戦国時代 城 築城

戦国時代の城と築城

 戦国時代に築城あるいは使用された大部分の城は、戦国時代末期から江戸時代にかけて築城されたものです。
現存の姫路城や松本城のように世界遺産や国宝に指定されている城もあります。
あるいは大坂城、江戸城、名古屋城のように、都市の歴史の象徴として保存されているものもあります。
それ以外にも、大小および有名・無名にしろ、1つの村に複数以上の城が存在があったり、近年に発掘されつものもあり、郷土史などの観点から注目されたりします。

また、郷土の武将が拠った城が、主に敵対する大勢力によって陥落したという史実から派生する落城哀史のような物語の舞台として語られることもあります。
さらに現代においては、城跡がいわゆる心霊スポットなど怪奇現象の舞台としての関心を持たれることもあります。

有名な近世城郭の多くは、少なくともその状態での実戦を経験していないために現在まで良く保存された遺構が残されています。
しかしながら、戦国時代の城が没落し、あるいは近世城郭に生まれ変わることのできなかった原因の1つは、陥落を経験し、その後、放棄されてしまったものが多いです。
戦国時代の城は、開発に際して必ずしも十分な調査や記録がなされないままに貴重な遺構が破壊されてしまっていることも多いようです。

戦国時代における永久築城は、一般的に、東国においては土の城、西国においては石の城といわれます。
これは、当時の文化先進地である西国において石垣を多用した築城が発達し、また東国においては、築城に適した石材の採取が困難であり、土塁の使用が多かったためと一般には見られています。
近年においては、各戦国大名がそれぞれの軍事戦略で、特徴ある築城術を個々に扱っているという研究も進んでいます。

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